葉酸の薬とサプリメント

葉酸は決して世論として妊娠中の女性に良い栄養素とうたわれているだけではなく、産婦人科でも妊娠中には必要不可欠な栄養素として指導されます。もしかすると産婦人科の医師や看護師、栄養指導師の方が葉酸の存在を重く考えているぐらいかもしれません。

そのため、葉酸が不足している場合には病院から薬が処方されるケースもあります。病院で処方される葉酸を含んだ薬は「フォリアミン」という種類です。病院から処方された場合、保険が適用されるケースもありますから、市販されているサプリメントより比較的安価で手に入ります。妊娠中の貧血の予防や葉酸欠乏症の症状が見られた時に医師側から処方、または患者の申し出によって処方されるようです。副作用はほとんどありませんが、まれに吐き気や食欲不振、むくみなどが確認されることがあります。これは副作用というよりも、薬が合う合わないによるもので市販のサプリメントを飲用した場合でも考えられないことはないでしょう。

こうして見ると市販のサプリメントと比べて優れているように見える葉酸の薬ですが、その含有量を見ると実は厚生労働省が推奨している400μgに対して、約45倍もの葉酸を1日に摂ってしまいます。葉酸にはビタミンA、D、Eなどのような過剰症の心配はありませんが、やはり無駄な栄養素の摂取は消化器に負担を掛けます。(ちなみにビタミンの中には過剰症の心配がある種類が多く、頭痛や嘔吐、疲労感、骨粗鬆症を引き起こす可能性があります)

また、葉酸の薬はあくまで「薬」であって、葉酸が不足しているから服用するものです。バランス良く栄養素を補うものではありません。そのため、普段の食事の補助にこれさえ飲んでいれば大丈夫と考えるにはあまりにもアンバランスでしょう。
その点を考えると葉酸サプリメントには、各企業の考えるその他の栄養素も補完的に配合されています。もちろん、それぞれの商品を比較検討する作業は必要ですが、もしも補助的な感覚で摂取するとしたらサプリメントの方がお勧めです。フォリアミン+別の栄養素のサプリメントでは保険が効くとしても、逆に経済的ではありませんし、飲むものが多いということは精神的にも身体的にも負担がかかるものです。

病院の葉酸の薬に対して、積極的に処方を願い出る必要はないと思いますし、医師側からフォリアミンの服用を勧められたら、一度薬剤師に相談してみても良いでしょう。

また、葉酸と飲み合わせが良くない薬も何種類か存在します。
葉酸が薬の働きを阻害したり、その逆も然りです。妊娠中に処方される薬は安全で健康的な出産に対して何かしらの意図があります。葉酸サプリを飲んでいることを伝えて、専門家の判断を仰ぐことが赤ちゃんとお母さんの健康に繋がります。

INFORMATION

2016/04/06
妊娠中だけじゃない!出産後も葉酸が必要な理由 ページ更新しました。
2016/03/30
葉酸が先天性異常を抑えるしくみ ページ更新しました。
2016/03/26
健康な卵子を育てる葉酸パワーとは・・・ ページ更新しました。
2016/03/22
不妊治療の味方である葉酸 ページ更新しました。
2016/03/15
不妊とは・・・葉酸との関係性 ページ更新しました。

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