葉酸が先天性異常を抑えるしくみ

生まれてくる赤ちゃんにはいろんな希望と期待に溢れますが、妊娠が分かった全てのお母さんの願いは、何よりも赤ちゃんが健康に生まれて来てくれることではないでしょうか。

中には先天性異常を持って生まれてくる子がいます。その割合はだいたい100人に4人(4%)です。特に空気汚染や放射線汚染などが叫ばれる現代においてはそのリスクが高まっていて、上記の割合で考えるとクラスに1人はそういった症状を持った子がいる計算になります。先天性異常とは酵素が不足することで代謝が十分出来ず、その結果、赤ちゃんの身体に有害物質が蓄積されてしまうことで発生します。また、たんぱく質のはたらきの低下によっても起こります。しかもただ1種類の酵素ではなく、何種類かの必要の酵素、どれかひとつでも欠けると様々な症状を引き起こすのです。治療方法はまだ見つかっておらず、多くの場合が発症すると死産もしくは短命にその命が失われてしまいます。
また、もし運良く命を失うことがなかったとしても、奇形やダウン症、無脳症など生まれてきた子どもが一生に関わるような重大な障害を負う可能性が高いです。

その原因に染色体異常、妊娠中の疾患や薬の服用、放射線、また母体の年齢が考えられています。特にダウン症と染色体異常は深い関わりを持っています。正常な受精卵は父母からそれぞれ、23本の染色体を受け継がれ、2本1組になって1つの細胞に46本の染色体があります。しかし、ダウン症の場合は染色体が47本あることで発症します。
先天性異常には他に二分脊髄や無脳症といった症状があります。二分脊髄とは神経管閉鎖障害のひとつで、脊髄が脊椎の外に出てしまうことで、下半身の麻痺や排泄機能に障害が出ます。無脳症とは大脳の一部、もしくは多くの部分が欠損しており、多くの場合が死産、また無事に生まれてきたとしても短命です。眼球が突出していたり欠けていたりと奇形である場合も多く、また身体の多くの機能が正常に働きません。

そして、これらを防ぐためには、葉酸が深く関わっています。染色体とは両親から受け継がれる遺伝子情報の伝達を担うものです。葉酸は親から赤ちゃんへ遺伝子をコピーする際に必要な原料となります。なんと葉酸を取ることで一説によると先天性異常のリスクを70%下げると言われています。
妊娠初期は赤ちゃんの細胞分裂が活発に行われる時期なので、DNA合成に不可欠な葉酸を特に必要とします。細胞分裂とはいわばコピーを繰り返すことです。インクや紙がなければコピーが取れないように、葉酸が足りなければ細胞もコピーが出来ない仕組みになっているのです。

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